アントレプレナー教育のねらい
本校が提案する「アントレプレナー教育」は、 社会生活で必要とされる様々な力を、生徒自身に気づかせ、それを高めていくものです。 また、本校が提案する「アントレプレナー教育」は、 起業家を育てるためのプログラムではないと言えます。 欧米でのアントレプレナー教育についての現状と日本との比較については、 旧通商産業省内の産業政策局新規産業課・アントレプレナー教育研究会が 詳細な分析を行っています。 アントレプレナー教育はこの教育の先進国と言われるイギリスにおいて 職業訓練的な色合いが強く、アメリカでは実務的な内容を 学生時代に先もって学ぶという傾向にあり、 実際にベンチャー企業が多く起業されているというデータもあります。 ただ、この様な内容に近い形のアントレプレナー教育は、 つまりは中学校の段階で、数時間に及ぶ全員対象の職業訓練的な内容の学習は そぐわないと考えています。 理由としては、たとえばイギリスでは14歳以後の進路選択が 職業に70%ほどになるという社会的な背景があり、 日本ではその傾向にないことなどです。 それならば本校の進める「アントレプレナー教育」とは何か、 と言うことになります。 ここで現在生徒が置かれている実態を考えてみまと、 現在の生徒たちは、目先の教科学習に重きを置き、教えられること、 つまり外部からの刺激で知識・情報を得ることが多いということです。 本校の「アントレプレナー教育」は、その最終的な目的のひとつを 「自己発見」「自己開発」に置いており、生徒達はこの授業の中で 自己認識をはかり、自己に自信を持つことで、創造力、イニシアティブ、 チャレンジ精神、コミュニケーション力、決断力、判断力、問題解決能力、 チームワーク力といった技能を培っていきます。 そして気づいたり身につけた「力」を更に今後磨くことで、 たとえば創造力であったり表現力であったり、情報処理能力を、 適切な場面で発揮して将来社会を担って欲しい、という指導の目的に発展します。 また、社会は「個」ではなく「集団」の中で成立するという考えから、 小集団(グループ・班)の活動を大切にし、その中で個々の内面的な力に気づかせ、 それを磨く活動をうながし、授業を進めています。 |