アントレプレナー本時の指導意図
授業に使用する教材・授業展開の工夫
使用する教科書等
・「集まれ起業家の卵!」CD「アントレの木」※KRP(京都リサーチパーク)から発行。
使用する教具等
・個々に作業が可能な独立するコンピュータ、掲示板
起業家教育のねらいとは、変化が激しく高度に情報化された国際社会を生き抜く力を育てる
ために、一人一人の生徒が、創造力・決断力・判断力・チームワーク力・表現力・コミュニ
ケーション力・問題解決能力・チャレンジ精神などを身につけ、その個性と能力を最大限に
発揮できるよう支援することにある。
従来の受身的な学習では容易に習得できなかった力、すなわち決断力・判断力
・チームワーク力・コミュニケーション力・問題解決能力を身につけさせるために、
自ら考え、自ら判断し、自ら行動しなければならない場面を設定するための形態として、
生徒主体の授業を行う。
教師は支援者として、生徒が自ら問題を発見し、その解決策を探り、そこから知識習得が
出来るよう軌道修正を行いながら生徒を正しい方向へと導いていく役割を担う。
起業家教育では、実体験を通じたグループ学習の中で、生徒の自己認識・自尊心を高める
とともに、急速に変化する実社会で必要とされる技能(創造力・知的好奇心・探求心・決断力
・判断力・分析力・チームワーク力・表現力等)の習得を支援したい。
起業家教育での教師の役割は指導者というより、“支援者”となる。
生徒が自ら学び考える力をつけるためには、教師は教壇に立って生徒に知識を与えるというより、
生徒が学習し決断していく上で助言する人として生徒主体の授業を実現していくことが
大切になるはずである。授業の中で、生徒達は担当教師から与えられた大きなテーマのもとに、
自ら課題を見つけ、その解決策を探り、そこから学んでいくことが理想といえる。
教師は生徒達が間違った方向に行きかけた時に軌道修正をし、問題の解決に困っているときは
解決するためにどうすればよいかを考えるきっかけをつくる役目を担っている。
生徒が自ら学び問題を解決していく力をつけることは、将来起業家ならずとも社会人として
生きていく上で必要なことであり、起業家教育はその技能を身につける教育方法の
選択肢の一つである。教師はその技能習得が円滑に行われるように見守り、
必要な時に助ける支援者である。そして、生徒が自ら学び考える力をつけるためには、
教える側も自ら学び考える姿勢を持ち、特色ある授業ができるように常に創意工夫する人である
ことが大切である。
教師が常に向上心をもって幅広い知識を身につけるゆとりを持っていることが、
生徒へのゆとりある教育の実現につながると言えるのではと思う。
起業家が提供する新しい製品・サービスの開発が社会に貢献し、時には自分達の日常生活自体を
変革することについて気づかせ、受け身の生徒が多い中、生徒達が将来就く職業の中に、
自らのアイデアでビジネスをする“起業家”という選択肢があることを認識させたい。
また、起業家が直面した問題や新しいことに挑戦するチャレンジ精神などから
成功の秘訣や起業家精神などについて学び、起業家に必要とされる資質や技能は、
生徒達がどのような職業についても重要な要素となるものであることに気づかせたい。
自分が生活している中から問題を発見し、それを解決するために生徒達はグループ内で
役割分担をして取り組む。その過程で社会生活や経済のしくみを学ぶだけでなく、
将来社会生活で必要となる広範囲な技能を培う。
また、生徒達は自分達の何気ないアイデアや発想を行動に移すことが身の回りの問題解決や
社会への貢献につながることを学ぶと思う。
生徒たちは自分が好きなこと、得意なこと、不得意なこと、また自分がどういう人であるかを、
グループ活動や課外活動などを通じて自己発見する。自らの長所、短所を認識した上で、
社会生活の中での自分の役割や責任、将来の夢、その夢を実現するために必要な技能や今後それを
習得するためにどうすればよいかなどを考えさせる機会とさせたい。
以上のような学習を通じて、生徒達が将来自分が自立した大人として参加していく社会について
学び、自己の可能性に気づくとともに、職業観や将来の夢を育てていくことを目的としている。
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